

極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾。
ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・
友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。
露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、
それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。
世界の終わりを願っていたはずの孤独な 2 人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが———。
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孤独な2人が「虫」によって
「恋」の病に落ちていく―――
林遣都×小松菜奈ダブル主演で描く、
異色のラブストーリー。
映画の原案は、2016年に発売された新鋭作家・三秋縋による「恋する寄生虫」。
人が恋に落ちるのは虫の仕業だった!?
ユニークな設定が魅力的な、ファンタジックでリアルなラブストーリーの映画化だ。
極度の潔癖症の高坂賢吾と視線恐怖症で不登校の
その恋は「運命」なのか、それとも「虫の仕業」なのか。2人の本物の心は何処にあるのか?
今までに味わったことのない異色のラブストーリーが誕生した。
極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾。
ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・
友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。
露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、
それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。
世界の終わりを願っていたはずの孤独な 2 人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが———。
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林 遣都
Kento Hayashi
高坂賢吾 役
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小松 菜奈
Nana Komatsu
佐薙ひじり 役
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井浦 新
Arata Iura
和泉 役
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石橋 凌
Ryo Ishibashi
瓜実 役
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監督:柿本ケンサク
脚本:山室有紀子
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Awich「Parasite in Love」
(ユニバーサルミュージック)
三秋 縋「恋する寄生虫」
(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
何から何までまともではなくて、
しかし、紛れもなくそれは恋だった。
「ねえ、高坂さんは、こんな風に考えたことはない? 自分はこのまま、誰と愛し合うこともなく死んでいくんじゃないか。自分が死んだとき、涙を流してくれる人間は一人もいないんじゃないか」
失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。一見何もかもが噛み合わない二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。
しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、<虫>によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを———。
コミックス全3巻も好評発売中
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林 遣都
Kento Hayashi
高坂賢吾 役
1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。
2007年、映画『バッテリー』(滝田洋二郎監督)で俳優デビュー。同作で第31回日本アカデミー賞、第81回キネマ旬報ベスト・テンほか多くの新人賞を受賞し大きな注目を集める。以降、『ダイブ!!』(08/熊澤尚人監督)、『ラブファイト』(08/成島出監督)、『風が強く吹いている』(09/大森寿美男監督)、『パレード』(10/行定勲監督)、『しゃぼん玉』(17/東伸児監督)、『チェリーボーイズ』(18/西海謙一郎監督)などに出演。近年では、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(19)、NHK連続テレビ小説「スカーレット」(19~20)、CX開局60周年特別企画「教場」(20)、ソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」(CX/20)、映画『私をくいとめて』(20/大九明子監督)、『犬部!』(21/篠原哲雄監督)、『護られなかった者たちへ』(21/瀬々敬久監督)など多くの話題作へ出演し、新たな魅力を披露している。
小松 菜奈
Nana Komatsu
佐薙ひじり 役
1996年2月16日生まれ、東京都出身。
長編映画初出演を果たした映画『渇き。』(14/中島哲也監督)で、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか多数の新人賞を受賞し、期待の逸材として注目を浴びる。以降『ディストラクション・ベイビーズ』(16/真利子哲也監督)、『溺れるナイフ』(16/山戸結希監督)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16/三木孝浩監督)などに出演。2016年には『沈黙-サイレンス-』(マーティン・スコセッシ監督)でハリウッドデビュー。近年では、『恋は雨上がりのように』(18/永井聡監督)、『さよならくちびる』(19/塩田明彦監督)、『さくら』(20/矢崎仁司監督)、『ムーンライト・シャドウ』(21/エドモンド・ヨウ監督)など幅広い役柄に挑戦。また『閉鎖病棟—それぞれの朝—』(19/平山秀幸監督)では第43回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、『糸』(20/瀬々敬久監督)で第44回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。公開待機作に映画『余命10年』(22年春公開予定/藤井道人監督)がある。
井浦 新
Arata Iura
和泉 役
1974年9月15日生まれ、東京都出身。
99年『ワンダフルライフ』(是枝裕和監督)の主演で俳優デビュー。『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)で第55回ブルーリボン賞助演男優賞、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12/若松孝二監督)で第22回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。近年では『朝が来る』(20/河瀨直美監督)、『かそけきサンカヨウ』(21/今泉力哉監督)などに出演。TBS金曜ドラマ「最愛」に出演。アパレルブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」のディレクターを務めるほか、日本の伝統文化を繋げ拡げていく活動を行っている。
石橋 凌
Ryo Ishibashi
瓜実 役
1956年7月20日生まれ、福岡県出身。
『暴力戦士』(79/石井輝男監督)で俳優デビュー。『ア・ホーマンス』(86/松田優作監督)にて第60回キネマ旬報ベスト・テン最優秀新人賞、『AIKI』(02/天願大介監督)にて、第12回日本映画批評家大賞最優秀助演男優賞。『クロッシングガード』(95/ショーン・ペン監督)にてハリウッド映画に進出。他にも、『キッズ・リターン』(96/北野武監督)、『オーディション』(00/三池崇史監督)、『THE JUON-呪怨-』(04/清水崇監督)など数多くの作品に出演。近年では、『マスカレード・ナイト』(21/鈴木雅之監督)、『哀愁しんでれら』(21/渡部亮平監督)、『ダンシング・マリー』(21/SABU監督)など。SAG-AFTRA(全米映画俳優組合)の正式メンバーでもある。
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監督:柿本ケンサク
映像作品の多くは、言語化して表現することが不可能だと思われる被写体の熱量、周辺に漂う空気や時間が凝縮されている。虚像と実像の境界を現実のもののように表し視覚化している。被写体の人生の断片と繊細な感情が揺らぎを産みだし、圧倒的な美と力強さを感じさせる。
写真作品は、対照的に演出することを放棄し、無意識に目の前にある世界の断片を撮り続け、さらに具体を抽象化させる表現に努めている。
2005年に、長編映画『COLORS』を制作し、劇場公開として活動をスタート。2012年、長編映画『UGLY』『LIGHT UP NIPPON』を公開。
2021年、大河ドラマ「青天を衝け」メインビジュアル、タイトルバックを演出。同年7月、ドラマ「上下関係」が公開。
2016年、代官山ヒルサイドフォーラムにて写真展『TRANSLATOR』展を開催。同年11月、ART PHOTO TOKYOに参加。2017年ニューヨークでの個展「HYOMEN」を、Taka Ishii Gallery New Yorkにて開催。同年、写真集「TRANSLATOR」を発表。2021年「TRANSFORMATION」展を開催。同年、国際美術展「水の波紋」に選出される。映像、写真という境界を越えた活動を広げている。
2021年トライベッカ映画祭 - アート&ソウル部門、及びシャイニングスター部門選出/2020年Global Shorts 最優秀作品賞、ロンドン国際フィルムフェスティバル優秀作品賞/2019年SPACE SHOWER MUSIC AWARDS - VIDEO OF THE YEAR /2016年ACCグランプリ他、Cannes Lions International Festival of Creativity、One Show Design、 London International Awards 、New York Festivals、AD STARS、Spikes Asia、 ADFEST、THE Adobe WW Sales Conference Film Festivalなどで数々のAWARDを受賞。
脚本:山室有紀子
神奈川県出身の脚本家・文筆家。2005年に映画『タッチ』(犬童一心監督)の脚本でデビュー。主な脚本作品は『長い散歩』(06/奥田瑛二監督)、『眉山-びざん―』(07/犬童一心監督)、『ちーちゃんは悠久の向こう』(08/兼重淳監督)、『武士の献立』(13/朝原雄三監督)、『トワイライト ささらさや』(14/深川栄洋監督)、『マンゴーと赤い車椅子』(14/仲倉重郎監督)『種まく旅人 くにうみの郷』(15/篠原哲雄監督)など。主な小説作品は「あの日おきたこと 東日本大震災 ストーリー311」など。
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主題歌:Awich「Parasite in Love」
(ユニバーサル ミュージック)
Awichは本名の漢字の直訳であるAsia Wish Childを略した造語。1986年、沖縄県那覇市生まれ。幼い頃は夜が怖く、沖縄のことや宇宙のこと、愛や恋に想像を巡らし、ずっと詞を書いていた。日本語ラップを聴いてラップを書き始め、レンタルショップで出会った2パックでヒップホップに開眼。米軍基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学ぶ。14歳のときに沖縄産ヒップホップのコンピレーションアルバム『Orion Beat』に客演で参加。2006年にEP『Inner Research』でデビュー。同時期にビジネスを学ぶため米国アトランタに渡る。サザンラップが隆盛を極めていた現地でストリートライフに身を置きながらファーストフルアルバム『Asia Wish Child』を制作し、2007年にリリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。3年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の学士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫が他界する。その後、娘と共に沖縄に帰郷。永遠に続くような自問自答の末に、本当に生きることや愛すること、本当に赦すことを見出し、本格的な音楽活動を再開。2017年8月、Chaki Zuluの全面プロデュースによる10年ぶりのフルアルバム『8』(読み:エイト)をリリース。その反響は海を越え、Red Bullと88risingの共同製作による長編ドキュメンタリー『Asia Rising: The Next Generation of Hip Hop』において、Rich Brianらと並び、大きく取り上げられた。2020年には最新アルバム『孔雀』をリリーしロングヒットを記録する。同年7月にユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。8月にメジャー第1弾EP『Partition』をリリース。2021年配信した「GILA GILA feat.JP THE WAVY,YZERR」が話題となっている。